イエス様と出会う前（救われる前）の私の短所は、相手の表情や態度を見て自分の態度を変えてしまうことでした。自分の立場を考えて行動する、とても卑怯な人間だったと思います。
好きな人の前では、好きな気持ちが分かる態度をとったり、嫌いな人には、無礼な態度をとったり、時にはいじめにつながったりと、本当に好き嫌いがはっきりしていて分かりやすい性格でした。
相手が自分より立場が上だったり、力がある人、恐そうに見える人の前では、いろいろ思っていることはあっても言いませんでした。反対に、自分が勝てると思う人に対しては、ひどいことも平気で言うし、馬鹿にするし、その中でリーダーになろうとしていました。

おまけに、そんな卑怯な自分を守るために、たくさんのうそもついてきました。
こんな風に、改めて自分という人間を振り返ると、本当に最悪だったことが分かります。
サタンの支配下で生きていたら、自分の悪もひっくるめて「これが自分だ！」と思ってしまい、何の疑問も持たずにどんどん嫌な人間になってしまう・・・本当に恐ろしいことです。

でも、私の中にはすでに一つの光が差し込んでいました。
クリスチャンになってから分かったことですが、平気でうそをついても、秘密を隠し通すことができない自分だったということです。
平気でうそをつく私を、秘密を隠せない私が正しい道（善の行い）に導いてくれていたことは感謝なことでした。

自己愛の塊だった私は、聖書を学び始めて、その考え方はダメだと分かるようになりました。そして、牧師に召されたことで、自分の立場を考えないで、誰に対しても同じ気持ちで向き合う訓練をたくさん受けました。

そして私は、短所は必ずイエス様＝聖書の教えに従うことで克服できることを体験しました。
今はサタンの存在を知ったので、自分のことはもちろんですが、誰かの短所を見て軽蔑したり裁くこともなくなりました。
みんな神に喜ばれる人間になりたいと思っている神の子です。
そうさせないのはサタン！敵はサタン！！であることを、私は聖書を通して徹底的に教えられました。

短所は、必ず克服できます！と言うより、もともと人間に短所などありません。
今、自分のことが好きになれない方、短所のせいで失敗を繰り返してきた方、特に今の時期は、長い就職活動の末、自分を否定され続けて傷ついている方もいるでしょう。
皆さん、自分だと思わずに、サタン（悪霊）がいることに目を向けてみてください。
自分を責めないで、サタンを責めて「イエス様のお名前で命ずる！サタンよ！わたしの中から出て行け！！」と言って追い出してみてください。そうすれば、長年自分を苦しめてきた悪霊から解放されて、新しく生まれ変わることが必ずできます！！

第２コリント５：１６～１７
「それだから、わたしたちは今後、だれをも肉によって知ることはすまい。かつてはキリストを肉によって知っていたとしても、今はもうそのような知り方をすまい。だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。」