全てのことが私の益でした~神癒~

 
 

1月の中旬に8年ぶりに販売時代の先輩と食事に行きました。
私は高校を卒業し、半年ほど販売の仕事に就きました。先輩は同じ店舗で働く、当時はとてもお世話になった方でした。
その頃の私は、イエス様を受け入れ救われてはいましたが、集会に行くことも聖書を開くこともなくなり、自分のなかでイエス様が小さくなっていた時期でした。
人の事は裁き、ストレス解消のためにお酒を飲む日が続き、食生活もみだれ、タバコばかり吸っていました(+_+)自分を大切にすることなく、与えられた人生を真剣に考えずにその日が良ければいいという生き方をしていました。よく休憩時間が一緒になっていた先輩には、「いつも見るとタバコばっかり吸っているな~」と言われていました。また先輩には、不倫をしていることも話していました(ノ_-。)
なので、先輩は私がすごいサタンに翻弄されて一番ひどい状態の頃を知っていた一人でした。

私は今年に入り、新年の挨拶メールを送ろうと思い、先輩にも送っていました。今まで連絡もとっていなく、連絡先もあっているのかなと思っていたので、返信がきた時は驚きました。そして、先輩が「久しぶりにご飯食べに行こう」と言ってくださり会うことになったのです。

まず、席を案内される時に店員さんから、「おタバコ吸われますか?」と聞かれ、「いいえ、吸わないです。先輩も吸わないですよね!?」と答えると、「俺も吸わないけど、あれ、前はすごい吸ってたよね!?」と先輩が言ってきました。
私は、‘それはそう言うよな~一番ひどい頃の古い私を知っている人だもんな~’と思いながら部屋に誘導されました。
私は久しぶりに会うということで、必ず先輩に福音したい!トラクトもプレゼントしたい!!と強く思いが入れられていました。行く前にも、みことばをいただいていました。

エレミヤ29;11~14
『主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしはあなたがたに会うと主は言われる。わたしはあなたがたの繁栄を回復し、あなたがたを万国から、すべてわたしがあなたがたを追いやった所から集め、かつ、わたしがあなたがたを捕われ離れさせたそのもとの所に、あなたがたを導き帰ろうと主は言われる。』

ヨハネ8;12
『イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう。」』

第1コリント9;22b~23
『すべての人に対しては、すべての人のようになった。なんとかして幾人かを救うためである。福音のために、わたしはどんな事でもする。わたしも共に福音にあずかるためである。』

第2コリント5;17b
『古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。』

みことばを受けて、今の私は全てが生まれ変わり、販売時代に先輩に見せていた姿の私ではなく、180度生まれかわった自分であること*先輩の救いのためにこの8年の間に自分の身に一体何が起こり、何を体験してきたかを素直に証していこう、むしろ話したいと強く思いが入っていました。

8年ぶりに会ったので、最初はお互いに元気そうで良かった~(*^^*)などと会話が途切れないくらい話をしていたのですが、だんだんとお互いの家庭環境の話や自分の思いなど深い話をするようになりました。そこに至るまで、まずは私の方から包み隠さず、全てを話していきました。

私の母と先輩も顔見知りなので、まずは母の様子を聞いてきたことから始まりました。
まず、両親が離婚をして別々に暮らしていること、母はそこから介護の資格をとり正社員として働いていること、いずれ復縁をする時がくることを話しました。両親の離婚がきっかけで、家族会議を何回もしたことも話しました。そこで、今まで素直に自分の気持ちを家族にでさえも出せなかったけれど、それではいけないこと、家族だからこそお互いにどう思っているのかを伝えあわないといけないことも話しました。
特に父に対しては素直に直接話せなかった分、家族会議を通して1対1で話す機会も与えられ、お互いに気持ちをぶつけあったことも話しました。今では食事に行ったり、何でも話すようになり、メールまでするようになったことも話しました。お互いに気持ちを伝え合ってコミュニケーションをすることが大切であることを伝えました。
その当時、私は父に販売の就職先すらも話していなかったのです。どれだけコミュニケーションがなく、当たり前のことができていなかったのかと思いました。

そして私の家庭環境を話すと、今度は先輩も話してくださったのです。
実は先輩のご両親も離婚されていたのです(>_<)しかも、私と出会う前からだったそうです。離婚後は引っ越しし、母親と住んでいたと教えてくれました。しかし、お母さんの方は違う男性が家に来て、再婚はされてないそうですが、今でも生活を共にし、養ってくれているそうです。
2年前には実のお父さんが亡くなり、よくわからない喪主もつとめたことも話してくれました。その時、お母さんとお姉さんは両隣で泣いていたけれど自分は泣きたかったけど泣けなかったと話してくれました。
離婚の原因も聞くと話してくれました。お父さんがお酒をすごく飲む人で飲むたびに母親に対する暴力がひどく、それをとめに入った自分も暴力をうけてきたことも話してくれ、それが原因で離婚されたそうです。

私はまさか先輩と同じ境遇で、出会う前からたくさんの家庭内の問題があっただなんて初めて知りました。
先輩も、「こういうことは中々話さないからね~」と言いながら話してくださったのです。
私は話を聞き、まさに福音をするために今日会ったのだ!!と確信しました。

そして、「今日はどうしても渡したいものがあるんですよ」と伝え、「何々~??」と先輩が言ってきたので冊子“未来へのプレゼント”と“1つになろうよ”、私の証Ⅰ、牧師の次女の証(私の好きなこと)、ブログカードを取り出しました。

「私、あれからクリスチャンになって(出会った時からなっていたんですけど、)聖書を学んでいるんですよ。それで、ぶどうの木で作った冊子を今日絶対渡したくって持ってきたのでプレゼントします」と言って渡しました。「おぉ(*^∇^*)そうなの?あっ、ぶどうの木のホームページが書いてあるね」と冊子の後ろに書いてあるホームページのアドレスを見つけていたので、ブログカードを見せました。
「子どものブログは私が書いているので、またアクセスしてみてくださいね」と伝えました。


「まず、“1つになろうよ”の冊子はたった1人の人と出会って結婚し、そこに子供が授かり、どう子育てしていくか、親として家族としてどうであるのかを聖書を基盤として書かれてある冊子です。今絵本も作成中です。先輩は、もう結婚しているかと思ってたので、絶対プレゼントしたかったんです。結婚していなくても、必ず先輩にとってもたった1人の人がいるのでまたゆっくり目を通してみてくださいね」と語ると、「おっ、たった1人の人か。どこにいるんだろうね~。最近はそろそろ結婚したいなって思い始めたよ」と今までの恋愛話もしてくれました(^-^)

次に、冊子“未来へのプレゼント”と私の証を見せて語りました。
「私、一緒に働いていた頃からよく体調悪いって言ってたじゃないですか。薬を飲んでも治らなくて、精神科にも紹介されて、しばらく外出すらできなかった時期があったんですよ。人生の中でまさか自分が精神科に行くとは思ってもいなかったので最初はショックでしたね。何をしてても不安や煩いがあって、体調も治らなくて、このままだったら死んだ方が楽になると思っていました。だけど、高校2年生の頃に1番仲良くなった友達がクリスチャン一家で初めて泊りに行った時に話を聞いたんです。私、クリスチャン自体知らない人でした。今は友達のお母さんが牧師をやっています。牧師が10万人に1人の難病にかかり2ヶ月の命と言われていた時、イエス様に出会い祈り癒されて今元気に生きているという体験した話を聞きました。私は本人が目の前で話しているし、今生きているし凄い!!と思って私も信じてみたいと思い、この未来へのプレゼントに書いてある救いの告白を声に出して読みました。話を聞いていて、人前で絶対に涙を見せたくなかった私が涙がとまらないぐらい泣いていたという不思議な体験をしました。それで、自分自身の体調不良が治らなくておちている時に、今の牧師の話を思い出して友達に連絡をとりました。自分の状態を話すと、友達は聖書には【悪霊の存在】が書かれていること、病気や煩いとかも全てその悪霊の仕業であることも教えてくれました。しかも、クリスチャンはその悪霊と戦えることができ、必ず状態がよくなることも教えてくれたのです。私は教えてもらったことを行って戦っていった時に体調不良からも煩いからも解放されて治りました。そこから、聖書には何が書いてあるのか知りたくて毎週学びに行っていますv(^-^)v私も知らないことを友達から聞いて知ったので、ぜひ先輩にも知ってほしいと思って今日持ってきました。今話したことが詳しく書いてあるのでまたゆっくりと読んでみてくださいね」と未来へのプレゼント、証1やポチの証を見せながら話しました。


先輩はずっと私の話を真剣に聞いてくれました。
「私は、特に思い煩いがいつもあったので、そういう思いもその悪霊の仕業だと分かり戦っていきました。そして、聖書を開いたら、いつも喜んで感謝して生活しなさいと書いてあったので、いつも楽しく感謝して過ごしていった時、いつの間にかそういう煩いもなくなりました。だから、さっき先輩の話を聞いていて、お父さんもお酒を飲んで暴力をふるってしまうことも、お父さんではなく悪霊の仕業なんですよ」と話しました。

「私は今日話を聞いて、まさか先輩が色んな思いをしてきて辛かったことも知りませんでした。だけど、私はこのことを絶対に話したかったし、知って欲しくて用意してきたのです。このために8年ぶりに会ったんですね」と話すと、「ありがとう~(^-^)話してくれて。中々こういう内側のことは自分から話さないからね。やっぱりそういう何かがあるんだね」と先輩は言いました。
そして私が、「そうですよ、人との出会いに偶然はないんですからね。最後に声に出すところを読んで種を蒔かせてほしいんですけど…声にだして読めますか?私もただここの文を声に出して読んで今があるので、ぜひ先輩にも読んでほしいです」と話すと、「さっきの声に出して読んでくださいってところね!読めばいいの!?」と言ってきたので、「はい、この救いの告白を読むだけです」と伝えると先輩は読み出しました。

『愛する天のお父様、イエス様。私がこれまで犯してきたすべての罪をお許しください。イエス様が、私の罪のために十字架にかかって下さり、3日目に神が死人の中からイエス様をよみがえらせたことを信じます。イエス様、どうぞ私の中に入って下さい。そして、私のこれからの人生を導いて下さい。イエス様の御名前によって感謝して祈ります。アァメン』

「おぉ~(*^^*)これで先輩のうちにイエス様がいてくださるので大丈夫です。それで、そのまま読んでほしい箇所があって、聖霊と異言というものもプレゼントします。私もそうだったのですが、生きていくなかで人とは絶対に関わるじゃないですか!人を裁いたり、許せなかったり、悪口を言ったりと人を裁くことが多かったんです。だけど、聖書に人を裁かないこと*許すことが書かれてありました。それは、神様が一人一人を大切につくられた貴い作品だからです。人を裁くことや許すことは、相手の姿が見えなかったり、この世からいなくなったとしても、その裁きの思いってなくならないですよね。生きていくなかで人を裁いたり、憎むことはとても苦しい生き方になりますよね。だけど、この聖霊は凄い力があって、いただくことによって許すことができていくんですよ!不思議だと思いますが本当なので、先輩にもプレゼントします。これをまた声に出して読んでください」と話し、先輩は読んでいきました。

『愛する天のお父様、イエス様。私が今日まで犯してきたオカルト・宗教の罪をお許し下さい。今まで信じてきたこと、教えられてきたことは、すべて間違いだったと認め、たった今捨て去ります。イエス様の十字架の血によって、私を清めて下さい。罪が許されたことを感謝し、イエス様の御名前によって祈ります。アァメン』

『愛する天のお父様、イエス様。私に聖霊と火によってバプテスマ(洗礼)を授けて下さい。私の全身を聖霊で満たして下さい。たった今聖霊をいただけたと信じ、舌を動かします。(ララララ…と声を出して舌を動かしてください)イエス様ありがとうございます。あなたがおっしゃる通り、しるしと奇跡を行い、異言を語ります。すべての栄光はイエス様に帰して、感謝して祈ります。アァメン』

と先輩が読み終えた後、顔が赤くなっていたので聖霊に満たされたことがわかりました。

「よかったです(*^^*)いつでも聞くので、また何かあったら言ってきてくださいね。先輩が食事に誘ってくれて初めてここまで色んな話をしたり、聞くことができて、私は本当に嬉しかったですよ(^_-)☆」
と伝えると、先輩も、「そうだな~!中々、自分は相手のことを信用して大事に思っていても、実際に相手はそう思っていなかったりするんだよな・・・だけど、ありがとう(^-^)またご飯でも行こうな!」と言ってくれました。

1番ひどい状態の頃の私と、クリスチャンになりその頃とは生まれ変わった新たなる私の両方の姿を見た先輩からは、「こうして聖書を学んでしっかりしていたから良かったよ(^-^ゞ」と言ってもらえました。とても嬉しかったです(^_-)
改めて先輩と会うことで私自身が、『神癒』をうけたのだと語られました。

先輩が口に出して読んだように、私もただ‘信じてみたい’という思いから声に出して読み、そこから毎週の集会で聖書のみことばにただただアァメンとうけ、従い行ってきただけです。気付いたら、昔の自分とは変えられた自分がいました。どんな人でも必ずかわることができます。それが真理です!!
そして、会う前からいただいたみことばからでも、全て霊はご存知であったと確信しました!!
私は先輩の抱えていることは全然知りませんでした。しかし、先輩のことを知っている神様からのメッセージをそのままアァメンと受け、イエス様に聞きながら会話をしていった時、先輩の内側の思いも聞くことができました。そして最後には先輩は救われました。自分の頭の計画や、やり方では絶対にできないことでした!!

そして、私達ぶどうの木に与えられたスミス・ウィグルスワースさんのことばがあります。

私は見ることによって動かされません。
私は感じることによって動かされません。
私は自分の信じることによってのみ動かされます。
霊的なことは自然のことよりも現実的であることを知りなさい。
自分の霊に目を向けることを学びなさい。
あなたの霊があなたに語ります。
あなたの霊はあなたの頭が知らないことを知っています。

私の頭が知らないことを私の霊は全てを知っていた・・・まさにこの言葉どおりの体験をしました。イエス様からはなれていた頃に出会った先輩でしたが、8年後にこうして福音ができ、先輩が救われたことも、今まで私がとおってきた道の全てが私にとって益となりました!!
体験したからこそ強く語れることがあり、神癒を受けたからこそ、相手のところまでおりて働きかけることができます。

第2コリント4;15
『すべてのことは、あなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて、神の栄光となるのである。』

ローマ8;28
『神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。』

第1コリント2;16
『「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか。」しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。』

マルコ16;14~18
『そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。
信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。』

箴言19;21
『人の心には多くの計画がある、しかしただ主のみ旨だけが堅く立つ。』

先輩にますますの百倍、千倍の祝福を感謝いたします。全ての栄光はイエス様に帰します。