自分の中の悪と戦って!

 
 

今年に入り、母からの電話で、兄が前の状態に戻ってしまったと聞かされました。なぜ、変えられた兄が前の状態に戻ってしまったのか、イエス様に聞いていきました。私は兄の誕生日以来(半年になりますが)顔を見せに行ってなかったのです。

2012年8月22日の私の証「神癒~芽生えた兄への愛」を読んでみて下さい。

この時から兄は変えられていったのに、私は自分の事ばかりで、昔の私に戻ってしまい、無関心になっていました。
そんな時、母が腰の骨を折ったと聞かされました。私は娘として、母の様子を見に行きたい、兄に聞きたいと思いましたが、兄が前の状態に戻ってしまったと聞かされ、いろいろな思いになりました。私が行ったらきっと兄は、ムスッとなって怒りだすし、気に入らなければ何に対しても乱暴な態度になる。そんな兄の状態が、私の中で広がっていき圧迫と恐れが強くなり、葛藤が始まりました。

Ⅰヨハネ第4;18
愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。恐れには懲らしめが伴い、かつ恐れる者には、愛が全うされていないからである。わたしたちが愛し合うのは、神がまずわたしたちを愛して下さったからである。「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者は、偽り者である。現に見ている兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできない。神を愛する者は、兄弟をも愛すべきである。この戒めを、わたしたちは神から授かっている。

神は無条件の愛です。キリストに似た者になりなさいと言われているのに、圧迫と恐れがくるのは違う、悪霊に支配されていることをイエス様が教えてくれました。

ガラテヤ人第2;19
生きているのは、もはや、私ではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。

私はイエス様と出会い聖霊を頂いている。イエス様が共にいて下さる。そして力も頂いている。悪霊と戦わなければと思いました。

ルカ第10;19
わたしはあなたがたに、へびやさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったく無いであろう。

マルコ第16;17
信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語りへびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる。

牧師から「相手を見たら鏡」と、よく言われています。勿論、兄の状態も神からではなく悪霊からだとわかります。兄から悪霊を追い出すこともできます。イエス様はまずは自分を吟味しなさい。自分の悪と戦いなさいとおっしゃっています。悪い思い、嫌な思いを打ち叩いてイエス様=みことばに従いなさい!とおっしゃっています。

マルコ第10;27
人にはできないが、神にはできる。神にはなんでもできるからである。


私の中には、イエス様が共にいて下さる、神にはなんでもできる。イエス様に信頼して自分の思いと戦い、一歩踏みだして家族に会いに行きました。私が行った時は、兄は自分の部屋で、母は一人でテレビを見ていました。久しぶりに母娘としてゆっくり話しをしていたら、兄が夕飯を食べに2階から降りてきました。
私は笑顔で明るく、「お久しぶり~元気だった?お母さん腰の骨折ったんだって!お兄さんは今日は何しに来たって思っているかも知れないけど~心配して様子見にきたの!私にとって大事な母親だからね」と話しかけていきました。母はそんな話しを聞いていて、ニコニコ喜んでいました。


その後も、兄は黙って夕飯を食べながら、私と母のテレビの話題とか聞いていました。いつもの兄なら、私がいることで、すぐに表情も悪くなりカッとなるんですが、この時は今までにない感じが見られました。表情も柔らかく、態度も穏やかで私は驚きました。後から母の口から出た言葉が、「テレビいつもだったら私が見ていると勝手に変えてしまうのに、変えなかった」と話してきて、不思議に思っていました。私の思いと真逆なことが起こり、これはイエス様からだとすぐにわかりました。
自分の中の悪(圧迫と恐れ)と、兄とは会いたくない思いと戦い、わざわざ兄と会える時間帯に行ったことで、今までの兄の中の悪霊が立ち去り、表情も柔らかく穏やかな兄を見ることができました。
イエス様に信頼して一歩踏み出したことによって、信じられないことが起こり、まずは自分の中の悪と戦うこと、キリストに似た者にならなければならないこと、それによって周りの悪と戦うことができ、周りも変えられていく、そんな体験をイエス様からさせていただきました。イエス様に感謝いたします。すべての栄光をイエス様に帰します。